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家の解体時、エアコンはどうすべき?取り外し・処分・再利用まで完全ガイド

家を解体する際、「エアコンってどうなるの?」と疑問に思う方は多いです。エアコンは高価な家電でもあり、適切に扱わなければ再利用も買取もできなくなります。

この記事では、家の解体時におけるエアコンの取り外し・処分・再利用について詳しく解説します。法律や費用の話も含めて、初めての方でも分かりやすくまとめています。

「家を壊す=エアコンも壊す」ではありません。正しい知識を身につけて、損をしない選択をしましょう。

 

家の解体でエアコンはどうなる?基本的な流れを解説

家の解体前には、基本的にエアコンを取り外す作業が必要です。勝手に壊してしまうと、再利用や売却ができなくなるうえ、法的な問題が発生することもあります。

取り外し・処分・再利用をどう進めるかは、事前の準備と選択がカギになります。

 

エアコンは基本的に事前に取り外す必要がある

エアコンは建物に設置されているため、解体作業の前に外しておかないと壊れてしまいます。

室内機と室外機が配管でつながれているため、取り外す際は冷媒ガスの回収など慎重な対応が必要です。

この作業を怠ると、解体の際に機器が壊れるだけでなく、ガスが漏れて環境にも悪影響を与える可能性があります。

事前にエアコンを取り外すのが基本であり、かつ重要なステップです。

 

解体業者によっては取り外しも一括で対応可能

一部の解体業者は、エアコンの取り外しまで一括で対応してくれる場合があります。

特に提携している電気工事業者がいる場合、安全に取り外しを行える体制が整っています。

ただし、全ての業者が対応しているわけではないため、事前に取り外し対応の有無を確認しておきましょう。

費用に含まれているのか、追加費用が発生するのかも確認ポイントです。

 

取り外したエアコンは処分・買取・再利用のいずれかを選ぶ

無事に取り外したエアコンは、その後どうするかを選ぶ必要があります。

選択肢は「処分」「買取」「再利用」の3つで、それぞれにメリットと注意点があります。

新しめのエアコンであれば、買取や再利用の価値があります。一方、古くて故障しているものは処分になることが多いです。

取り外し後すぐに処分せず、状態を確認して判断しましょう。

 

家の解体前にエアコンを取り外すべき理由とは?

エアコンは高価な設備であり、壊してしまうと再利用も売却もできません。さらに法律や環境面の観点からも、取り外しは必要不可欠です。

 

建物ごと壊すとエアコンが使えなくなるから

建物をそのまま解体すると、エアコンはもちろん、配管や室外機も一緒に壊れてしまいます。

せっかく使えるエアコンでも、壊れてしまえば価値はゼロになってしまいます。

特に買取や移設を考えている場合は、解体前に必ず取り外しましょう。

取り外しをしなければ、取り返しのつかない損失につながります。

 

室外機のガス漏れや破損の危険があるから

エアコンには冷媒ガスが含まれており、これが漏れると環境への悪影響があります。

解体中に室外機を破損してしまうと、フロンガスが空気中に漏れてしまうことがあります。

このような事故を防ぐためにも、事前の取り外しが必要なのです。

法的にも冷媒ガスの処理は専門業者が行う必要があります。

 

取り外しておけば再利用や売却ができるから

再利用や売却を視野に入れているなら、エアコンを丁寧に取り外すことが不可欠です。

配管や室外機の状態が良好であれば、他の建物への移設も可能です。

中古エアコンの需要は高く、状態が良ければ買取価格も期待できます。

無駄にしないためにも、早めの取り外しを心がけましょう。

 

家の解体時にエアコンを自分で取り外すのはアリ?プロに頼むべき?

 

「自分でやってもいいのでは?」と考える方もいますが、エアコンの取り外しはプロに任せた方が安全です。

ガス処理や電気配線の扱いがあるため、素人が行うのは危険かつ違法になる場合があります。

 

誤った取り外しで機器が壊れるリスクがある

エアコンの構造は複雑で、間違った手順で取り外すと機器が壊れてしまいます。

配管を無理に引き抜いたり、室外機を傾けたりすると、中の部品にダメージを与える可能性があります。

壊れてしまうと、再利用も買取もできなくなるため、結局は処分するしかなくなります。

正しく取り外すには、専門知識と経験が必要です。

 

専門業者に依頼すべき

専門業者に依頼すれば、フロンガスの処理から配管の撤去、室外機の搬出まですべて安全に行ってくれます。

また、再利用や売却を考えている場合でも、状態を損なわずに取り外すことが可能です。

多くの業者はリサイクルにも詳しく、次のステップへの相談もしやすいです。

安心・確実に進めたいなら、専門業者への依頼がベストです。

 

家の解体と一緒にエアコンを処分する方法と注意点

エアコンを処分する際には、法律で定められた方法に従う必要があります。自治体の通常の粗大ごみ回収では引き取ってもらえないことが多いため、注意が必要です。

正しく処分することで環境への負担を減らし、不要なトラブルも避けることができます。

 

家電リサイクル法に基づいた処分が必要

エアコンは「家電リサイクル法」の対象製品であり、一般ごみや粗大ごみとして出すことはできません。

この法律では、メーカーや販売店が責任を持って回収・リサイクルする仕組みになっています。

処分時にはリサイクル料金と運搬費用を支払う必要があります。

法律に違反して不法投棄すると、罰金や行政指導の対象となる場合もあります。

 

自治体では引き取ってくれない

エアコンはほとんどの自治体で、通常のゴミ処分では対応していません。

そのため、リサイクル券を購入した上で、電器店や専門業者に引き取ってもらう必要があります。

自治体のホームページにも注意書きがされていることが多いため、事前に確認しましょう。

「市に頼めば無料で捨てられる」と思っていると、大きな誤解になります。

 

処分費用はリサイクル料金と運搬料がかかる

エアコンの処分には、リサイクル料金(約990円〜)と、運搬費(約2,000〜3,000円程度)がかかります。

この費用はエアコンの台数や設置場所、取り外しの有無によって変わってきます。

複数台をまとめて処分する場合は、割安になるケースもあるため、見積もりを取りましょう。

無理に自分で運ぶよりも、専門業者に任せる方が安心で効率的です。

 

家の解体時にエアコンを再利用するにはどうすればいい?

エアコンは、状態が良ければ新居や他の建物に移設して再利用することが可能です。そのためには、適切な取り外しと設置が重要です。

 

専門業者にガス回収・配管処理を依頼する必要がある

エアコンを再利用するには、フロンガスを抜かずにきちんと回収し、配管も丁寧に取り外す必要があります。

これは一般の人では対応が難しい作業であり、専門業者の技術が求められます。

ガスが漏れると再利用できないだけでなく、法律にも触れてしまいます。

信頼できる業者を探して、再利用前提で作業を依頼するのがベストです。

 

移設先に応じた設置工事が必要になる

再利用したエアコンは、移設先の環境に応じた設置工事が必要です。

電源の位置や配管の長さ、壁の材質などが異なるため、設置の難易度も変わってきます。

移設後の冷暖房効率を保つためにも、プロによる適切な施工が欠かせません。

その分の設置費用がかかることも想定しておきましょう。

 

再利用前に点検やクリーニングをしてもらうと安心

再利用を前提とする場合でも、長年使っていたエアコンは内部の状態が気になるところです。

専門業者による点検やクリーニングを行えば、故障の予防や空気の衛生面でも安心できます。

移設後にすぐ故障するリスクを減らすためにも、メンテナンスは重要です。

特に10年以上使用しているエアコンは、部品の劣化などもチェックしてもらいましょう。

 

家の解体にともなうエアコン取り外し費用の相場とは?

エアコンの取り外しには専門的な技術が必要なため、費用がかかります。ここでは相場や注意点を解説します。

 

取り外し費用は1台6000円程度が目安

一般的に、家庭用エアコン1台の取り外し費用は6000円程度が相場です。

高所に設置されていたり、特殊な配管がある場合は追加費用がかかることもあります。

料金にはガス回収や配線処理も含まれるケースが多いですが、事前確認は必須です。

複数台を依頼する場合は、割引が適用されることもあります。

 

配管や室外機の状態によって追加費用がかかることもある

古い配管が劣化していたり、室外機が壁に埋め込まれていた場合など、取り外しが難しいケースでは追加料金が発生することがあります。

費用を抑えるためにも、現地調査での見積もりを依頼するのがおすすめです。

見積もり時には追加料金の有無を必ず確認しましょう。

費用だけで業者を決めず、対応内容や保証も重視すべきです。

 

複数台の取り外しは割引される場合もある

2台以上のエアコンをまとめて取り外す場合は、1台あたりの料金が割安になる業者が多いです。

一括で依頼することで作業効率が上がり、トータルコストを下げることができます。

引っ越しや建て替えで複数台ある場合は、まとめて見積もりを取りましょう。

その際、配管や室外機の場所も事前に伝えておくとスムーズです。

 

家の解体業者はエアコンの取り外し・処分にも対応してくれる?

多くの解体業者は、エアコンの取り外しや処分に対応していますが、すべての業者が対応しているわけではありません。

 

対応可能な業者も多いが事前確認が必要

一部の解体業者では、エアコンの取り外しから処分までワンストップで対応しています。

ただし、必ずしも標準サービスに含まれているとは限らないため、契約前に必ず確認しましょう。

業者によっては対応していなかったり、追加費用がかかる場合もあります。

「取り外し込みで」と明記して見積もりを依頼すると安心です。

 

処分費用が解体費用に含まれる場合もある

一部の業者では、エアコンの取り外しや処分費用が、解体工事の見積もりに含まれていることがあります。

その場合は別途手配する手間が省け、トータルコストも抑えやすくなります。

「処分費用込み」かどうかは、見積書の内訳を確認すればすぐに分かります。

わからない場合は、遠慮せず質問しましょう。

 

家の解体前に知っておきたいエアコン処分の法律とルール

エアコンの処分には、必ず守らなければならない法律とルールがあります。知らずに捨てると罰則を受けたり、環境に悪影響を与えることになってしまいます。

特に家電リサイクル法とフロンガスの適正処理については正しい理解が必要です。

 

家電リサイクル法により粗大ゴミでは捨てられない

日本では、エアコンは「家電リサイクル法」によって管理されており、粗大ごみとして捨てることはできません。

この法律は、資源の有効利用と環境保護を目的としており、対象となる家電製品には適切な処分手続きが義務づけられています。

リサイクル法に違反した場合、行政から指導を受けたり、処罰の対象になることがあります。

必ず法律に沿った方法で処分しましょう。

 

フロンガスの処理は有資格者が行わないと違法になる

エアコンには冷媒ガスとして「フロン」が使われており、これを無許可で放出するのは違法です。

フロンガスは地球温暖化に大きな影響を与えるため、専門の資格を持つ業者が適切に回収する必要があります。

自分で配管を外してガスを漏らしてしまうと、法律違反になり罰金や行政処分の対象になります。

安全・確実にガス処理を行ってくれる業者に依頼することが大切です。

 

リサイクル券の購入や搬送手配が必要になる

エアコンを処分する際には「家電リサイクル券」を購入し、それを貼り付けたうえで処分する必要があります。

リサイクル券は郵便局や対応する電器店で購入でき、処分時にその券がないと引き取ってもらえません。

また、リサイクル業者に持ち込むか、搬送手配をする必要があります。

処分には手間がかかるので、解体業者や専門回収業者に一括で依頼するのも有効な手段です。

 

家の解体で使えるエアコンの買取・リサイクル方法

 

状態が良好なエアコンは、処分するのではなく「買取」や「部品リサイクル」という選択肢もあります。

うまく活用すれば、費用を抑えたり、逆に現金化することも可能です。

 

製造5年以内なら買取対象になる可能性が高い

エアコンは製造から5年以内の機種であれば、買取業者にとっても需要が高く、買い取ってもらえる可能性があります。

特に人気メーカーや省エネタイプのモデルは高価買取になることもあります。

メーカー・年式・型番を確認してから査定を依頼しましょう。

掃除が行き届いていると、査定額が上がる傾向があります。

 

買取業者に事前査定してもらうのがおすすめ

エアコンの買取を考えている場合は、複数の業者に事前査定をしてもらうのが効率的です。

オンライン査定を行っている業者も多く、写真や製造年を入力するだけでおおよその買取価格がわかります。

買取額を比較することで、最も条件の良い業者を選べます。

出張買取をしてくれる業者もあり、取り外しから引き取りまで対応してくれるケースもあります。

 

壊れていても部品としてリサイクル可能なことがある

故障していても、エアコンの部品が使える状態であればリサイクル業者が買い取ることもあります。

特にコンプレッサーやファン、基板などは修理部品として再利用されることがあります。

処分する前に「ジャンク品でもOK」とうたっているリサイクル業者に問い合わせてみるのが良いでしょう。

ゴミだと思っていたものにも価値がある可能性があります。

 

まとめ|家の解体時にエアコンをどうするかは計画的に決めよう

家の解体にともなうエアコンの取り扱いには、取り外し・処分・再利用・買取といった複数の選択肢があります。

どれを選ぶにしても、計画的に進めることで費用を抑えたり、トラブルを回避できます。

 

取り外し・処分・再利用の選択肢を早めに検討する

解体日が決まったら、なるべく早めにエアコンの扱いを検討しましょう。

取り外すのか処分するのか、再利用するのかによって、準備する内容も変わってきます。

直前になると業者の予約が取れなかったり、希望の方法が選べなくなる可能性があります。

余裕をもって計画することが何より大切です。

 

専門業者に相談して安全・適切な処理を行う

エアコンの取り扱いには専門的な知識と技術が必要です。フロンガスの処理や電気工事などは、資格を持った業者に依頼しましょう。

自分で無理をすると違法行為や事故につながる可能性もあります。

費用がかかっても、安全・確実に処理してくれる専門業者の活用をおすすめします。

解体業者と提携している業者を紹介してもらうのも良い方法です。

 

費用や法律も考慮してトラブルを防ごう

エアコンの処分や再利用には費用だけでなく、法的なルールも関わってきます。

リサイクル料金や運搬費のほか、違法行為にならないように必要な手続きも確認しておきましょう。

トラブルを未然に防ぐためにも、専門家の意見を取り入れながら進めていくことが重要です。

家の解体は人生の大きな転機。だからこそ、後悔のない選択をしていきましょう。

 

建物の解体工事は、私たち三和にお任せください!

今回この記事では、家の解体時におけるエアコンの取り外し・処分・再利用について解説いたしましたが、この記事を読んで建物の解体工事を検討し始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

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