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鉄筋コンクリートの解体費用相場はどれくらい?費用を抑える秘訣も徹底解説

鉄筋コンクリート造の建物解体を前にして、その費用について不安を感じている方は少なくありません。

この記事では、解体費用の相場から、費用が高くなる理由、そして費用を抑えるための具体的な方法まで、詳しく解説します。

解体計画を立てる際に知っておきたい費用の内訳や、コスト削減の秘訣を網羅しているため、安心して解体工事に臨むことができるでしょう。

鉄筋コンクリート造の解体費用の相場はどれくらい?

鉄筋コンクリート造の建物を取り壊す際、気になるのがその費用ですよね。相場は坪あたり7万円から8万円ほどとされています。例えば、4階建てのマンションや、より小規模な住宅など、様々なケースでこの費用が変動します。特に、狭い土地に建てられた建物や、アスベスト対策が必要な古い建物では、解体費用が高くなる傾向にあります。

具体的には、4階建てマンションで約2400万円、小さな住宅であれば700万円程度が目安。建物の大きさや地域、建てられている環境によって、この費用は大きく変わってくるのです。ただし、これはあくまで建物を解体するだけの費用で、廃棄物の処理費用などは別途必要になる点も忘れないでください。

解体費用の内訳

解体工事にかかる費用は、「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の三つの主要な部分に分けられます。本体工事費は、鉄筋コンクリート造の建物を解体する際の主要な作業に関わる費用で、これには職人の人件費や使用する重機のレンタル料が含まれます。

付帯工事費は、本体以外の部分、例えば塀や外階段などの撤去に必要な費用を指し、これらは敷地内の構造物によって変わります。諸費用には、解体作業に伴う重機の輸送費、必要な保険の加入料、行政への手続きにかかる費用などが含まれ、時には近隣住民への配慮としての粗品代も計上されることがあります。

解体工事の見積もりを取る際には、これらの費用の内訳を詳細にチェックし、不明点があれば業者に質問することが大切です。

鉄筋コンクリートの解体費用が高額になる理由とは?

鉄筋コンクリート造の解体費用は、特有の要因により費用が高くなることがあります。以下でその理由を解説します。

アスベストが使用されている

鉄筋コンクリート造の古い建物では、アスベストが使用されていることがあります。この物質は解体の際に特別な処理を必要とし、健康への影響を避けるためには厳重な管理が求められます。

その結果、アスベスト対策を含む解体作業では、通常よりも費用が大きく跳ね上がることがあります。安全対策と処理に関わる高い技術が必要とされるため、解体費用は高額になりがちです。

地中埋設物

解体現場には、水道管や井戸、さらには以前の建物から残されたコンクリート構造物など、様々な地中埋設物が存在する可能性があります。これらを撤去する作業には、追加の費用がかかります。

特に、見積もり段階では発見されないことも多く、工事中に突然これらの埋設物が見つかった場合、計画外のコストが発生し、結果として解体費用が高額になることがあります。埋設物の存在は予期せぬ費用増の原因となり得るのです。

ゴミなどの残置物が多い

鉄筋コンクリートの解体作業では、予想外の多量のゴミや残置物の撤去が必要になることがあります。これらの廃棄物は特別な処理を要する産業廃棄物として扱われるため、処分費用が解体費用に大きく影響します。

特に、解体対象の建物が長年にわたって使用されていた場合、残置物の量は増加し、これが費用を増大させる主な要因の一つとなり得ます。予期せぬ量の廃棄物が出ると、予算を大幅に超えることも珍しくありません。

重機が入れない

狭い土地やアクセスが困難な場所に建てられた鉄筋コンクリート造の建物では、重機が現場に入れないことがあります。このような状況では、解体作業を人力で行う必要があり、作業効率が大幅に低下します。

重機による解体が可能な場合に比べて、手作業には時間がかかるため、人件費が増加し、結果的に高額な解体費用がかかることになります。密集地や狭小地での解体作業は特に、計画と準備を丁寧に行う必要があるでしょう。

交通量が多い場所にある

鉄筋コンクリートの建物が、交通量の多い場所に位置している場合、解体作業には特別な配慮が必要です。工事中に周囲の安全を守るため、ガードマンの配置が不可欠となります。これらの人員を確保するための費用は、総合的な解体費用を押し上げる要因の一つです。

特に繁華街や主要道路沿いの解体では、人件費の増加が避けられません。このような場所では、工事の安全管理に関する規制が厳しく、その分、コストが増加するのです。

鉄筋コンクリートの解体方法

鉄筋コンクリート造の建物の解体方法は、建物の特性や環境に応じて選ばれます。主に地上解体と階上解体の2つのアプローチがあります。

地上解体

地上解体は、地面からのアクセスが容易な低層から中層の建物に適しています。この方法では、重機を用いて建物の下部から順に解体していきます。重機が直接建物にアクセスできるため、作業効率が良く、比較的短期間で解体を完了することが可能です。

ただし、解体する建物の高さや周囲の環境によっては、この方法が適さない場合もあります。特に、密集した都市部では、周囲への影響を最小限に抑える必要があり、細心の注意を払う必要があります。

階上解体

階上解体は、高層建築物の解体に特化した方法です。大型クレーンを用いて解体機材を建物の屋上に設置し、上から順に解体を進めていきます。

この手法は、地上からのアクセスが困難な場合や、高い建物を効率的に解体する必要がある場合に選ばれます。階上解体には、高度な技術と厳格な安全管理が求められるため、費用と時間がより多く必要になることがあります。

鉄筋コンクリートの解体費用を抑える方法

解体費用は計画的なアプローチによって、意外と節約できる余地があります。特に鉄筋コンクリート造の建物では、以下の方法でコストを抑えることが可能です。

相見積もりを取る

解体業者から相見積もりを取ることは、コスト削減の第一歩です。異なる業者に見積もりを依頼し、それぞれの内容を詳細に比較検討することで、最も合理的な価格で提供してくれる業者を見つけることができます。

このプロセスでは、費用だけでなく、サービスの質や提供される工事の範囲にも注目することが重要です。複数の業者を比較することで、不当に高い見積もりや不必要なサービスを提案する業者を避けることができます。

繁忙期を避ける

解体業者にも繁忙期と閑散期があり、繁忙期には人手不足や機材の使用率の高さから費用が高くなる傾向にあります。一般的に、年末年始や予算の締め切りが近い時期は避け、業者が比較的空いている時期に解体工事を計画することで、費用を抑えることが可能です。

繁忙期を避けることで、より丁寧な作業をしてもらえる可能性も高まります。また、時期を選ぶことで、急ぎの工事に伴う追加費用を避けることができるでしょう。

自分で処理できる残置物は処分しておく

解体前に自分で処理できる残置物を片付けておくことは、解体費用を削減する効果的な方法です。解体業者による廃棄物の処理には別途費用がかかりますので、不用品や家具など、自分で処理または寄付、販売できる物は事前に処理しましょう。

この作業により、解体プロジェクトの規模が小さくなり、結果的に費用を下げることができます。

補助金を活用する

多くの自治体では、安全性の向上や環境保護の観点から、解体工事に補助金を提供しています。特に古い建物や危険な状態にある建物の解体に対しては、補助金が出ることがあります。

補助金の条件や申請方法は自治体によって異なるため、事前に情報を収集し、適用可能な補助金があれば積極的に活用しましょう。この方法を利用することで、解体費用の一部を補填することが可能になります。

鉄筋コンクリートの解体なら三和にお任せください

この記事では、鉄筋コンクリート造の解体に関する費用の相場とその内訳、高額になる理由、そしてコストを抑える方法を徹底解説しました。坪あたり7万円から8万円が相場であること、本体工事費、付帯工事費、諸費用が主な費用項目であること、アスベスト対策や地中埋設物の撤去などが費用を押し上げる要因であることをお伝えしました。

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